子供の病気から学ぶ(TKさん)
2009年  冬  〜入会の動機〜

図書館で 岡田先生の本とめぐりあう。
とても興味ある内容にすぐに夢中になり 一日中読みふける。
「もしかしたら長年の煩わしい花粉症から開放されるかも」
と、期待を抱き料理教室への入会を決める。


2009年  春  〜体調の変化〜

初めに教わったのは 黒豆入り玄米ご飯と けんちん汁。

これを 言われた通り しばらく続けてみました。

すると 小柄な自分の体から しんじられないほどの大きい便りが出るのです。

それも 一日に二回も三回も。

もともと 痩せていたにもかかわらず 更に痩せて ガリガリに。

顔色も悪く 周りからは 摂食障害のように見えると言われる始末。

しかし 私自身 別に体調不良と言うわけでもなく むしろ ぼっこり下腹が スッキリして

なんだか 動きやすくなりました。

むしろ 痩せすぎと心配してくれる友人たちからバイキングに誘われて

たっぷり食べると 体が重く すごい不快感。 判断力も鈍る感じ。

この時 腹八分目の大切さを身をもって感じました。

半年たった今は体重も2,3キロ増えて より快適に過ごしています。


2009年  夏  子供の病気から学ぶ  〜お手当て〜

岡田先生から教わることは 家で すぐに実践できる事ばかりで 家族が体調を
崩しても 慌てずに適切な手当てが出来るようになりました。

水泳部に所属している長男がライフセービングの合宿後 背中に小さなブツブツ

が 出来てしまいました。そこで、しばらく ドクダミ茶を煎じて飲ませ 主食は はと麦入り

玄米ご飯を 食べさせてみました。すると 一週間ほどで スッキリきれいになりました。

また ある日に 次男が深夜、高熱をだしてしまいました。

今までの私ならすぐに病院に連れて行き 解熱剤を飲ませたりスポーツ飲料を ガブ飲み

させたり、今考えると なんだか逆に体にストレスになりそうな事ばかり していたのですが

今回は 違いました。

薬草茶を飲ませ 冷蔵庫にあったキャベツを頭にかぶせ 翌早朝 一番に向かったのは

コンビニではなく豆腐屋さん。そうです。豆腐パスターで対処しました。

それから 玄米クリームを食べさせたり りんごをすりおろしたり。もちろん りんごも先生から

教わった、塩をすりこんで 農薬を出す方法で 皮ごといただきました。

習ったばかりの レンコン湯もかなり効果が あったようで 息子は飲んだ後に

大量のタンが出て のどの痛みが無くなったと言っておりました」。

本当に 先生から教わる事は一つ一つ大事なことばかりで 
講義中の雑談でさえ聞き逃すことは もったいなくて出来ません。
私は以前教室で、大根の皮を捨てる(※1)という失敗をしてしまいましたが 子供の病気を
通して玄米 レンコンなどを使い 生きているものを頂く有難さをしみじみ感じました。
この大切なことを、気づかせていただいたことに 感謝します。
これから続く 後期の講座が楽しみです。
来春の 花粉が飛ぶ季節に向けて 私の準備は整ってきています。



 恭子から一言
実際に、自分と自分の家族の体調が悪い時に、食べ物による手当法ができること。

これを身につけて欲しいのですが、この方は、しっかりと身につけてくださいました。

おできを消すのに薬効がある、はと麦を使うなど、ひらめきが素晴しいです。

また、一度は、体内に溜まった毒素を抜く(デトックス)時、非常に痩せます。

数ヶ月して、排毒が終わると、今度は、適正な体重に戻ってきます。

ただ、その体重は、一般に言われる適正体重よりは、少ないです。

この方も、一般的には痩せていますが、とても、タフになられました。

来春の花粉症の時期には、この効果がばっちり現れるでしょう。私も楽しみです。

その後、花粉症は全く現れず、友人が、いつもマスクの○○さんが、ヘンシ〜ン、と吃驚しました。

※1
身土不二の原則に則って、皮も根っこも捨てず、全部使い切ります。
皮は中身を守るために、ミネラル豊富であるから…
地面の上の緑の葉は、身体を冷やすため、地面の下の根は、身体を温めるため、と、両方を食べて初めてバランスがとれるから…
食べられるのにもったいないから…

どの理由でもいいので、全部使い切ります。
そのため、私の授業を受けた方たちの家での生ゴミは激減します。

ゴミが少なくなった、と言われるのもうれしいのです。この方は、まだまだ、学ぶ日が浅かったので、うっかり、今までの習慣で大根の皮を捨ててしまいました。それで、私が、注意したのです。

「注意」をする時に、私がいつも必ず言う事は、「人格否定をしているのではありませんよ」「とがめているのではありませんよ」です。

失敗してバカな人ね、と、その方の人格を否定している訳ではないのです。皮も捨てないで使い切る、「身土不二」を自分の身につけて欲しいのです。そして、健康になって欲しいのです。

これを、自分の失敗、人前で恥をかいた、と、とらえることは、ストレスのもとになる考え方です。

繰り返し繰り返し、「とがめているのではないのよ、改善して身につけていって欲しいのよ」と言う事によって、受講生方が画期的に変身していきます。こころが明るくなり、どんどん、注意されても、料理実習に手を出していくようになります。そして、身につけていきます。そして、健康になって行きます。
遠巻きに見ていては、自分は変れないのです。

私の教室の卒業生達は、「仕事運がよくなる」そうです。

上司に注意されても、とがめられた、と受け取らず、仕事の中身をアップさせることだけに目が行くからです。良い仕事が舞い込んできた、という人もいますし、良い就職先が降ってきた、という人もいます。